開発の仕事
各店舗から抽出するデータから消費者のニーズを捉え、
新たなPB商品やビジネスチャンスを創出。
買い回りしやすく、スタッフも効率よく作業できる店舗づくりも担います。
担当現場のオープン日には大きな達成感が
店舗開発部の役割は、新店の建築工事や既存店の改装工事といった現場の管理。具体的には施工会社と打ち合わせをしながら、機械設備や什器の手配、現場のスケジュールやコスト管理、工事後の品質管理などを行っています。工期は新店で数ヶ月、既存店のフル改装なら約2週間ですが、スムーズに工事に入るためには、事前に自治体との協議や申請、当社がテナントの場合は建物のオーナー様との交渉なども必要なため、1つの案件を半年近く担当することもあります。私が初めて担当した新店舗のオープン日、200人以上のお客様が開店前に並び、開店後は大盛況でした。長く担当してきたからこそ、その様子に大きなやりがいが感じられましたし、たくさんの人と一緒に仕事を進めながらこの日を迎えられたことが、とても感慨深かったです。
チャレンジできる環境が当社の成長エンジン
私が大黒天物産に入社したのは、エネルギッシュな上昇志向が説明会や若手社員の姿からも感じられたため。入社後半年間は店舗の精肉部門でしたが、以前から興味があった店舗開発部の公募があり、1年目でしたが思い切って手を挙げました。建築の知識がゼロだった私でもチャレンジできたように、当社には社員の意欲を一番に考える社風があります。それが当社の成長を支え、社員の高いモチベーションにもつながっています。
お客様が次を期待してくれる独自の商品を
約1,000アイテムのPB商品の中でも、ブルーオーシャン(BO)商品は「競合他店にはない独自商品」とカテゴライズされ、全社的に力を入れている分野です。100円のタピオカミルクティー、カレーライス、オムライスなど、「本当に!?」と思わず驚いてしまうような商品を高品質低価格で提供しています。私はこのBO商品の開発を担当。商品の企画や試作、原料メーカーとの商談などを行っています。BO商品はサイズ、内容量、価格など、どこに独自性を求めるかがポイント。以前開発した棒ヒレカツはトレーに収まらないほどのサイズをウリに商品化したことでヒットしました。そんなヒット商品を生み出し続けることで、「次は何だ?」とお客様も期待してくれるようになれば、BO商品を軸とした、他店にはない集客の波が生まれるはずです。
ヒット商品を生み出す喜びが原動力
BO商品は各部門からのオーダーで商品化するほか、私独自で月4品の商品化を目標にしています。これまでにないものを発想する難しさはありますが、先輩や同僚に相談したり、原料メーカーさんにヒントをもらったり、時には遊び感覚で作ったレシピが商品化につながることも。自分のアイデアをカタチにできることに楽しんで取り組んでいます。よい商品は投入後、必ず数字に出ます。自らの手でヒット商品を生み出せると格別の気分です。