運営の仕事
お客様へ高品質低価格の商品をお届けするために、
商品開発から物流、店舗運営まで一貫してマネジメントすることで
SPF(製造小売業)を実現しています。
本社と店舗を連携させる“潤滑油”として
エリアマネジャーは、私なら四国エリアなど、担当エリアの店舗の売上や売場を管理し、本社の指示通りの運営ができているかを確認する役割を担っています。四国に点在する各店舗には定期的に足を運び、店長や各部門のチーフ、パートさんとも話をしながら売場をチェックしています。需要予測に基づくバイヤーからの指示を各店舗が確実に実践することがローコスト戦略のポイントの一つ。指示を実践できないのなら、なぜなのか、どうすればできるのか、店長とはしっかりと話し合い、解決策を見出しています。もちろん、現場の意見を本社の施策に活かすため、店舗側の声も本社へフィードバックしています。私たちエリアマネジャーは本社と各店舗が一体となって連携できるよう“潤滑油”となることが求められています。
どんなポジションでもチャレンジを続けたい
各店長はそれぞれ自店でやってみたいことがあるもの。私も店長を長く務めていたので、その気持ちはよくわかります。だからこそ「本社の指示は100%こなして、その上でチャレンジしよう」と各店長に伝えています。たとえ失敗してもチャレンジを続けること。それは私も店長時代に感じた人を成長させる原動力。「買い物環境の改善」をテーマに、今も私は四国各店舗の魅力アップに向けてチャレンジ中です!
お客様にも店舗にも喜んでもらえる新商品を
担当部門の商品の仕入れや開発を行うのがバイヤーの仕事。私は惣菜部門を担当しており、仕入れ先のメーカーとの交渉はもちろん、高品質低価格を実現すべく新商品の開発に携わっています。たとえば破格の価格で提供している198円のお弁当は、安いだけではなくおいしさも追求し、おかずは月替わり。売価設定をベースに、どう原料を調達し、どう作るのか。また、店舗でどう売るのかも検討し、商品化しています。これ以外にもさまざまな新商品を毎月投入しており、内容を考えるのは大変な時もありますが、お客様はもちろん、店舗側も「これなら売れる!」と双方が喜んでくれる商品づくりが私のポリシー。売場や数字を見て手応えを感じる時もあれば、店舗から「この商品いいね!」とレスポンスがあることもこの仕事の魅力の一つです。
学びの機会を活かし、成長を続けたい
入社後の店舗での仕事では、お客様や売場が何を求めているのかを常に実感してきました。今はそのニーズをカタチにできる仕事。店舗時代の経験は間違いなく活きています。また、昨年ストアツアーU.S.Aに参加。アメリカの大手ディスカウントスーパーを視察し、新商品のアイデアもたくさん得られました。そんな学びの機会を活かし、自分を高めていきたいですね。そして今後も「よりよい商品をより安く」を提供し続けることが目標です。
2年目から念願のPB商品に関わる部署へ
大学で美術やパッケージデザインを勉強していたこともあり、学びを活かせる仕事を志望。一からPB商品を生み出している大黒天物産で商品のデザインに関わる仕事ができればと思い、入社を決めました。2年目からはPB商品の売場に設置するPOPの制作を担当。今ではPB商品のパッケージデザインも少しずつ任せてもらっています。POPは価格と文字だけのシンプルな構成だからこそ難しさがあります。バイヤーから商品の特徴を聞いて、何を目立たせるのかを検討したり、商品に合わせた配色を考えたり…。全店舗で設置されるPOPですので、納得できるものが仕上がるまで時間が許す限り試行錯誤しています。そんな私の手掛けたPOPを見て、お客様が商品を手に取ってくださる様子を目にすると、それまでの苦労が吹き飛ぶくらいうれしいですね。
店舗での経験がデザインの判断基準に
1年目の店舗での仕事では、買い物中のお客様の視点がどこにあるのか、売れ筋の商品はなぜ売れるのかをよく考えていました。今もデザインに迷った時、「お客様や店舗スタッフがどう感じるか」という判断基準を大切にしています。デザインに正解はないかもしれません。でも、時間があれば店舗に足を運び、休日は他店の売場をチェックしたり、デザインの本を読んだりと、よりよいものを求める努力はこれからも続けたいと思います。