DAIRY

酪農事業

約1,000頭を有する自社牧場で搾乳される生乳を、
スピーディに加工し、鮮度のよいまま商品化。
品質にもこだわった高品質低価格の牛乳を生み出しています。

鮮度のよい牛乳を店舗に並べるために

売場の主要商品の一つである牛乳でも、高品質低価格のPB商品が人気を集めています。その牛乳に使う生乳を生産しているのが、自然豊かな岡山県矢掛町で自社牧場を運営するグループ会社の瀬戸内メイプルファーム株式会社。乳牛約1,000頭を飼育しており、1日約23トン、1ℓパック約2万3,000本分の生乳を搾乳しています。通常、生乳は生産者から組合へ出荷しますが、ここでは直接委託先の加工場へスピーディに出荷し、殺菌・パック詰めを行うため、中間マージンを抑えるとともに、店頭には通常の商品よりも鮮度のよい牛乳が並びます。

品質にこだわるからこそストレスフリー

自社牧場は最新の技術を導入し、乳牛を管理しています。その一つがトンネル換気。乳牛は暑さに弱いため、自動制御の換気システムにより、年中を通して乳牛が過ごしやすい牛舎内の環境をキープ。夏場でも乳量を減らすことなく、適度な脂肪分の生乳を生み出しています。さらに、乳牛が自ら動いて搾乳パーラーに入り、自動で搾乳を行うロボット搾乳も採用。牛に過剰なストレスを与えず、コストを抑えた効率的な搾乳が実現しています。

第二、第三の自社牧場を目指して

飼料の一部にエコフィード(大豆などの食品残さ等を用いた飼料)を導入するなど環境面にも配慮するほか、周辺の農家にたい肥を提供し、代わりに牧草を仕入れるなど、地域とのつながりも育みながら事業を展開。「これまでのトライ&エラーで経験してきた酪農ノウハウを活用し、第二、第三の自社牧場を展開できれば」と牧場長が話すように、出店ペースやお客様からの高まるニーズに応えるべく、さらなる品質や搾乳量の向上を目指しています。