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経理課

プロローグ

大学では経済情報学部に在籍していたこともあって、就職活動では銀行・証券会社・信用金庫などの金融業界を中心に受けていました。少し視野を広げて違う業界も見てみようと思ったことがキッカケで、大黒天物産に出会いました。会社のホームページに「27年連続増収増益(当時)」と書いてありましたが、同時に「若い店長がいる、若くても重要なポジションに就いている」ことを知って、若い力が会社を牽引していることに惹かれました。金融業界にはない魅力でしたね。入社後は店舗配属となり、基本的にはレジ業務・商品を店頭に並べる品出し業務などを担当していましたが、1年も経たない頃に突然本社から「経理課に異動しないか?」という連絡を受けたのです。私としては新しい仕事にチャレンジしてみたかったですし、もともと経理の仕事をやってみたいと思っていたので、二つ返事でOKしました。後から聞きましたが、経理課の人員を増やそうと考えている時に、簿記2級の資格を持っている私が社内で選抜されたようです。素直に嬉しかったですね。頑張ろうと思いました。

経理の仕事とは?

最初に担当した仕事は、現金預金の管理でした。回収した店舗の売上金と、店舗が記録している日報に記載された売上金の数字を照合する作業です。時に数字がズレていることがあるので、店舗に連絡して状況説明を行い、原因を確かめてもらう必要があります。その他にも並行して、会社口座の入出金の確認、仕分け業務などを担当していました。学生時代に取得した簿記2級の知識で対応できることもありますが、やはり忘れていることも多いので、昔の参考書を開いて思いだす作業も必要です。経理の細かい業務内容を説明すると専門的になるので省略しますが、経営陣が「今会社のお金がどういう状態であるのか」をいつでも正確に知れる状態を作ることが経理のミッションになるかと思います。

経理の仕事の難しさとは?

当社は東証一部に上場しているため、会社の業績を一般に開示する義務があります。月次決算・四半期決算、という言葉を皆さんも耳にしたことがあるかもしれませんが、定期的に会社の業績を公開し、当社の株主含めた皆さんが常に当社の最新の状態を知ることができる状態にする必要があります。
その中で私は、大黒天物産の関連子会社の決算業務に携わっています。長野県で8店舗のスーパーを運営している株式会社西源は、売上規模も保有資産規模も大きいので、入社5年目の私が決算業務に関わるのはちょっとしたチャレンジですね。通常の経理業務の場合は、学生時代に取得した簿記2級の知識で対応できますが、決算業務は法改正が1年に1回あるので、外部の研修に参加してキャッチアップしたり、「会計監査六法」を読み込んで知識を補填する必要があります。これが分厚い教本のようなもので、確認したい内容がどこに記載されているのかを見つけることも一筋縄にはいかないのです。上司や先輩は会計監査六法をチェックする際に瞬時に該当ページを探し当てて読み込んでいるので、その動作を横目で見る度に私はまだまだ経験が足りないと感じていますね。ただ、今後も経験を積むことで、いつかは大黒天物産本体の決算業務にも携わってみたいと思っています。

学生さんに一言

悔いのない就職活動を送って頂きたいと思いますが、何があっても挫けないでもらいたいと思います。私は学生時代に簿記2級を取得したこともあって金融業界を中心に採用試験を受けていましたが、結果的には違う要素に魅力を感じて当社に入社しました。そして、今は元々チャレンジしたかった経理の仕事を任されています。第一志望の会社に入社することがゴールではなく、やりたい仕事に就けるか?という観点を持ちながら企業を探してみるのも良いと思います。そういう思いを持った方と一緒に働けたら嬉しいですね。

社員

村田主任

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