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店長

プロローグ

公務員試験を受けようと勉強していましたが、学校では経済系の勉強をしていたこともあり、小売業に絞って就職活動にもトライしてみました。私の地元「岡山県×小売業」といえば、大黒天物産が非常に有名だったので、採用試験を受けてみたのです。たまに買いに行くお店程度の印象しかありませんでしたが、「日本一、世界一を目指す!」というメッセージが飛んできたのを強烈に覚えています。私の地元から世界一を目指す、この言葉を聞いて震えましたね。公務員試験を受けるのもやめて、当社に入社することを決断しました。入社後は店舗で、レジ対応・商品管理・日付管理・売上管理など仕事量は多く大変でしたが、年代の近い社員が多かったので、楽しく仕事できましたね。とにかく目の前の仕事を頑張ろう、仕事を教えてくれる先輩社員に早く追いつこうと頑張っていました。売り場では自分なりに思いついたアイデアを試すことも多く、売上が上がれば自信に、失敗すれば学びに、というスタンスで色々挑戦してきました。入社3年目には副店長へ、4年目には同期の中で2番目の早さで店長になることができました。

店長の仕事とは?

一言では言えないほど、さまざまな役割を担っていますね。それまでは担当部門の商品のみに関わっていればよかったのですが、全ての部門に目を配る必要があります。惣菜部門の売上が順調でも、冷凍食品部門の売上が不調であれば、担当社員とミーティングをして原因分析と対策を立て、すぐにでも改善していく必要があります。各部門が目標としている予算を達成しなければ、店舗の予算を達成することはできません。そのためにも、廃棄ロスや値引きロスをいかに軽減して利益を確保するかということも重要なポイントです。例えば、練り物などの和日配と呼ばれる部門の商品は、賞味期限が5日程度しかなく、期限が2日を切ると値引き対象になります。それでも売れなければ廃棄です。このようなロスを極力出さないためにも、担当している社員には各商品の日付管理、品出し、商品の置き方・見せ方、などを日頃から徹底してもらう必要があります。
また、売上のためには大切なのが「欠品」を絶対に出さないことです。弊社は競合スーパーと比較して品数を1/3〜1/4に絞っており、絞った商品を大量に仕入れることで競合スーパーでは実現できない価格帯で提供しています。ただ、商品が欠品してしまうと他に変えの効く商品がない場合があるので、お客様は買いたかった商品を買えなくなってしまいますし、店側からすると売上のロスになってしまいます。
このように売上を増やし、ロスを減らしていくためには、絶えずどの部門が今月はどういう状態であるか、前年度の売上データと比較した上で店舗全体の売上はどういう状態であるか、を把握しておかなければなりません。

店長の楽しさとは?

後輩が成長していく姿を見られることが一番楽しいですね。楽しみながら仕事をして、それが力になっていく過程です。少し前まで新入社員だったはずが、あっという間にチーフに昇格している、そんな瞬間に立ち会えると私自身のモチベーションも高まります。会社も急成長しているので若い社員もより増えていくでしょうし、後輩たちにもっと私の経験やノウハウを提供していけたらと思っています。

学生さんに一言

何にでも興味を持つことが大切だと思います。なぜ?を知り、結果に納得すること。興味を持ってなんでも探ってみる、そんな好奇心を持っていれば、この仕事はとても楽しいと感じるはずです。

社員

中山店長

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