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店長

プロローグ

大黒天物産が展開しているスーパー「DIO」「LAMU」には、多くの若手社員が活躍しています。その中でも、同期の中で最短で店長に昇格した2013年入社の松岡店長と濱地店長に話を聞きました。学生時代の友人と会うと「えっ、もう店長やっているの?!」と驚かれることは共通している二人ですが、仕事で大切にしていることや普段考えていることなどは、それぞれ個性を感じられる面白い話が聞けました。

Q1: 入社経緯を簡単に教えてください。

松岡店長松岡店長

当初は公務員を目指して勉強していましたが、並行して就職活動も行っていました。父親が似たような仕事をしていたこともあったので、小売業は非常に身近に感じていました。大黒天物産の説明会には何気なく参加しましたが、人材課の方がエネルギッシュに話す姿を見てシンプルに「かっこいい!」と思いましたね。「ああいう人になりたい」と感じたので大黒天物産に入社することにしました。かなり省略した説明ですが(笑)

濱地店長濱地店長

私は接客業に絞って就職活動していました。当時飲食店でアルバイトをする中で、声を出したり体を動かしたりすることが好きで、自分に向いていると思っていましたから。「やればやるだけ力になるし、若手にもチャンスが多い」と説明会で聞いて、「ここしかない!」と即決しました。

Q2: 働き始めてから「店長」に対してはどういう印象でしたか?

松岡店長松岡店長

私は4名の店長と仕事をさせてもらいましたが、それぞれ個性がありました。パート・アルバイトに対してフレンドリーに接する方もいて、私も将来はフレンドリー感のある店長になってみたいと思いましたね。ただ、店長は事務所でデスクワークしていることが多かったので、普段何をしているのかよく分からなかったですね。

濱地店長濱地店長

何かあった時に駆けつけてくれる、頼りになる存在でしたね。松岡店長も言ったように、店長は事務所にいることが多かったので、右も左も分からない当時の私からすると、「ドーン」と構えているイメージですよね、それでいて重要な時には駆けつけてきてサラッと解決してくれる、そんな安心感のある存在でした。格好いいと思いましたし、早く私も店長になりたいと思いました。

Q3: お二人は同期の中でも最短で店長に昇格しましたよね?

松岡店長松岡店長

入社3年目の9月に店長になりました。最初に昇格話を聞いた時は嬉しさよりも「私にできるのか」という不安な気持ちでしたが、落ち着いて考えてみると「同期内の最速店長」だと気づいたんです。自分以外の同期が同期内で一番初めに副店長に昇格した人事を見たときは悔しかったですし、私が副店長になったのはその半年後だったこともあって、まさか同期の中で最速で店長になれるとは考えてもいませんでした。徐々に嬉しさが込み上げてきました。
ただ、そんな心躍っていた1ヶ月後に、濱地店長が新店の店長に昇格すると知って、「やられたー」と恥ずかしいような気持ちになりましたね。私が店長になる店舗は当社の中でも歴史の長い店舗だったので、新店を任されると知った時はやはり悔しかったですね。

濱地店長濱地店長

いや、私も松岡店長が店長に昇格する話を聞いて、ショックが大きかったですよ。私も松岡店長と同じで自分以外の同期が副店長になると知った時は本当に悔しくて、「自分が絶対に一番最初に店長になるんだ!」という思いが大きなモチベーションになっていましたから、同期同士ではげまし合ったり競い合ったりそういう不思議な絆のようなものがあります。周囲にも「店長は自分が先だ!」と公言していましたからね。

Q4: 店長として意識していることはありますか?

松岡店長松岡店長

お客様が気持ち良く買い物ができて、パート・アルバイトも気持ちよく働ける雰囲気づくり・環境づくりを意識しています。私は売り場に出る時に、口角を上げるなど柔らかい表情を意識していますね。お店で商品を陳列している際に「店長、一人で笑いながら仕事してますね」とパートから言われたこともあります。昼や夕方などピークになると相当忙しくなるので、商品の陳列作業中にお客様がすぐ後ろに来ても気付かないことがあります。お客様からすれば気になる商品がよく見えないし、手に取れない、わざわざ「すみません」と言わなくてはならないわけです。だからこそ、私が楽しそうに仕事をしていれば、皆さんの緊張を和らげたり、心に少しは余裕を持てるようになって、良い雰囲気に変わっていくのかなと。楽しく仕事することを意識してますね。

濱地店長濱地店長

私は今まで悩んだことがないと言い切れるほどポジティブに生きてきたので、店舗でも常に“ポジティブ”であることを意識しています。店舗で働く社員にもポジティブなマインドを浸透させていきたいと思っています。たまに悩みを相談してくれる社員もいるんですが、私の答えは「良かったね」から始まります。今その悩みを乗り越えることができれば、次回同じようなことが起きても解決できる術を身につけているので悩むこともないわけですから。
もう1つ意識しているのが、仕事を部下に任せることです。店長が何もかも対応しては人が育ちません。自分自身が考えて行動する経験を積み上げていくことが、部下の知見やノウハウになるわけです。私は店長としてお店全体を管理しつつ、誰が何を、それをどのように指示したら伝わりやすいか・理解しやすいかを考えて日々仕事をしています。

Q5: 店長として難しいと思っている仕事は?

松岡店長松岡店長

長く働いているパート・アルバイトも多いので、「これは、こう!」と決まったやり方を持っているパート・アルバイトが結構いらっしゃいます。そのやり方が適している場合もあれば、改善したほうがお客様のためになることもあります。ただ、一方的な指示をしてしまうと、瞬間的には改善されても数日後には元通りになってしまうことがままあるのです。パート・アルバイトが改善するメリットがあることを理解・納得してもらう必要があるので、丁寧にコミュニケーションのステップを踏んで説明する必要がありますね。パート・アルバイトも人それぞれですから、相手の立場にたってコミュニケーションしていくことに多少難しさを感じることはありますね。

濱地店長濱地店長

オープンしたばかりの新店のため、まっさらな状態から自分の色や特徴を出しながらお店を作っていくことに楽しさを感じる半面、間違った進め方をしてしまうと取り返しがつかない状態になります。パート・アルバイトや社員と良好な関係性を作りつつ、しっかりお客様から評価をして頂けるお店を作らないといけません。自分自身の中で理想としている店舗像に向けて骨格を少しずつ作っている段階ですね。

Q6: いいライバル関係ですね。今店長として感じていることはありますか?

濱地店長濱地店長

実績を出せば年齢に関係なく店長を任せるのが当社の特徴だとはいえ、やはり2013年入社の私たちが店長をやっているのは社内でも目立ちます。そのため、「ラッキーだったんじゃないか」、「たまたまでしょ」「コネでもあるんでしょ」と思っている方も周囲にはいるんです。その気持ちは分かります。だからこそ、店舗の目標数値は絶対に達成し続けることが大切だと思っています。結果を出して「実力なんだ!」ということを理解してもらえればと思っています。

松岡店長松岡店長

その姿を見せることで、今一緒に働いている後輩たちも「やっぱり、頑張ればチャンスをもらえる会社なんだ!」と思ってくれるはずです。なので、私は中四国で、濱地店長は関西で、それぞれ頑張って行きましょう!

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